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ファクタリングの契約方法や契約を結ぶにあたってのポイント、流れを解説

ファクタリングを利用する際は、ファクタリング会社と契約を結ぶ必要があります。

契約を結ぶにあたっては、確認すべきポイントや流れを知っておくと、ファクタリングの利用もスムーズです。

そこでこの記事では、ファクタリングの契約方法や契約を結ぶにあたってのポイント、流れを解説します。

 

 

ファクタリングの契約方法

契約

ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡することによって資金調達する方法のことです。

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2つの契約方法があります。

2社間ファクタリングとは、ファクタリング利用会社とファクタリング会社によるファクタリング契約です。

一方、3社間ファクタリングとは、ファクタリング利用会社とファクタリング会社に売掛先が加わった3社によるファクタリング契約です。

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違いを表にまとめると、次のようになります。

入金スピードは、3社間ファクタリングよりも2社間ファクタリングのほうが早く、最短即日で資金調達が可能です。

3社間ファクタリングは、売掛先の承諾を得る必要があるため、入金までに時間がかかるからです。

3社間ファクタリングより2社間ファクタリングの手数料が高いのは、ファクタリング利用会社が回収した売掛金を支払わないリスクがあるからです。

3社間ファクタリングの手数料が低いのは、売掛先から売掛金を直接回収するため、リスクが低いからです。

 

ファクタリングの流れについて詳しく知りたい方はこちらのコラムもおすすめです。

ファクタリング申込から資金調達するまでの流れを解説!

 

 

ファクタリング契約を結ぶにあたって確認すべきポイント

ポイント

ファクタリング契約とは、売掛債権譲渡契約です。

ファクタリング契約を結ぶにあたって確認すべきポイントとして、次の9つが挙げられます。

・手数料
・損害賠償・違約金
・債権譲渡通知
・債権譲渡登記はあるか
・償還請求権はあるか
・担保・保証人
・報告義務
・契約解除の条件
・契約期間・解約方法

この中からいくつかのポイントに絞って、解説します。

 

▼手数料

ファクタリング契約において、手数料がどのくらいかかるかは大変重要です。

売掛債権の売却金額から手数料が差し引かれることで、入金額が決まるからです。

ファクタリング会社の公式サイトに掲載された手数料や一般的な手数料の相場から大きくかけ離れている場合は、指摘すべきでしょう。

常識を逸脱した手数料を取るようなファクタリング会社は、悪徳業者の可能性があるため、要注意です。

 

▼債権譲渡通知

2社間ファクタリングの場合、債権譲渡通知は不要、3社間ファクタリングの場合、売掛先に債権譲渡通知をする必要があります。

そのため、ファクタリングの契約方法が希望どおり(2社間か3社間か)になっているかを確認してください。

 

▼債権譲渡登記はあるか

債権譲渡登記とは債権を譲渡したことを公示することで、一般に公表されます。

第三者に対抗することはできますが、売掛先に債権譲渡したことを知られるおそれがあります。

そのため、債権譲渡したことを売掛先に知られたくない方は、債権譲渡登記をしないファクタリング会社を選ぶことをおすすめします。

 

▼償還請求権はあるか

償還請求権とは、売掛金が支払われない場合にファクタリング会社が、ファクタリング利用会社に支払いを請求する権利のことです。

ファクタリングにおいては、償還請求権がない契約(ノンリコース)が一般的ですが、念のため契約書を確認しましょう。

 

▼報告義務

ファクタリング契約における報告義務とは、売掛先の経営状況に関する報告義務です。

売掛先の経営状況が悪化して、売掛金が支払われない場合、ファクタリング会社に損失が生じるからです。

このとき、ファクタリング会社に報告していなかった場合、報告を怠ったとみなされ、損害賠償を請求されるおそれがあります。

 

▼契約期間・解約方法

ファクタリング契約では、ファクタリング会社に売掛金が支払われた時点で契約期間が終了するため、そのような契約になっていない場合は、注意が必要です。

自動更新されて、毎月手数料の支払いが発生するなどのおそれがあるからです。

 

 

ファクタリング契約の一連の流れ

流れ

ファクタリング契約の一連の流れは、次のとおりです。

1.事前相談
2.必要書類の準備
3.申込み・審査
4.契約手続き・入金

それぞれについて、解説します。

 

1.事前相談

利用したいファクタリング会社をいくつか選んだら、事前相談を利用します。

多くのファクタリング会社が、実際に利用する前に無料で事前相談を受け付けています。

そこで、利用金額などの諸条件を確認した上で、ファクタリング会社を利用するかを判断できます。

もし、条件が合わなかったら、断ることもできますので、気軽に相談してみましょう。

 

2.必要書類の準備

事前相談の結果、ファクタリング会社を決めたら、申し込む際に必要な書類を確認して準備します。

ファクタリングの申込みにあたって一般的に必要な書類は、次のとおりです。

・身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
・請求書、発注書、契約書、納品書など
・登記簿謄本
・印鑑証明書
・通帳など入出金明細 など

ファクタリング会社ごとに必要書類が違うこともありますので、事前相談時に確認してください。

 

3.申込み・審査

申し込む場合、インターネット(オンライン)や電話、郵送、窓口などの手段がありますが、最も早いのはインターネットです。

ファクタリング会社の多くが、オンラインに対応しているため、申込みから入金まで完結できます。

しかし、ファクタリングを初めて利用する方で、じっくり相談したいという方は、直接窓口へ行ったほうがいいかもしれません。

申し込んだら、審査に入ります。

基本的に提出した書類をもとに審査されますが、わからない点について、質問されることがあります。

審査の主な対象は売掛先であるため、売掛先の経営状況などについて、聞かれることが多いです。

そのほかに、自社の経営状況やファクタリングを利用する理由なども聞かれることがあります。

 

4.契約手続き・入金

審査が終わったら、契約手続きに入ります。

通常、契約書が2通作成され、双方が1通ずつを保管します。

このとき、契約書が渡されない場合は、1通をもらえるよう主張してください。

契約が終わるまでの間、何か問題が起きたときに契約内容を確認する必要があるためです。

契約書は双方で1通ずつ保管するのが一般的であり、渡さないほうがおかしいので、注意が必要です。

契約締結後、指定した口座に入金されます。

 

売掛金を現金化する方法はこちらのコラムでもご案内しております。

売掛金を即日現金化する方法|経営者様必見!

 

 

まとめ

お金

この記事では、ファクタリングの契約方法や契約を結ぶにあたってのポイント、流れを解説しました。

ファクタリングには、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2つの契約方法があります。

ファクタリング契約は、売掛債権譲渡契約であり、2社間・3社間とも同じです。

ファクタリング契約を結ぶにあたって確認すべきポイントとして、手数料や債権譲渡通知などがあります。

契約書には、これらのポイントが反映されているため、よく確認する必要があります。

また、契約書の控えをもらう必要があるため、渡されないときは、渡すよう主張してください。

この記事が、ファクタリング契約をするにあたっての参考になれば幸いです。

即日の資金調達でお困りの方は株式会社ZIST(ジスト)へご相談ください。

 

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