建設業の中でも特に中小企業にとって、ファクタリングはとても重要な資金調達手段になっています。
ファクタリングには、それだけ大きなメリットがあるからです。
そこで、この記事では建設業がファクタリングを利用するメリットを解説するとともに、建設業のファクタリング活用事例についても紹介します。
ファクタリングを活用するメリット
建設業はファクタリングの利用率が高い傾向にあります。
建設業では請負契約が基本です。
また、長期間にわたる請負工事により建築物の納品後に報酬が支払われるため、どうしても資金が足りなくなることがあるからです。
このような事情から、建設業ではファクタリングの需要が高くなっています。
建設業がファクタリングを利用するメリットは、いくつかありますが、主なメリットについて解説します。
①融資より早く資金調達できる
ファクタリングは、融資より早く資金調達できます。
融資が審査などで1週間から1ヶ月も期間がかかるのに対し、ファクタリングは最短即日で資金調達することが可能です。
②融資より審査に通過しやすい
融資よりファクタリングの方が審査に通過しやすいのは、ファクタリング会社は利用会社の信用力ではなく、売掛先会社の信用力の審査をするからです。
③債権譲渡であり、負債ではない
融資が負債であるのに対して、ファクタリングは債権譲渡であるため、その後、銀行等から融資を受ける際に有利になります。
さらにファクタリングであれば、資金調達したとしても、信用情報に記録されることはありません。
④売掛先の倒産リスクを免れられる
売掛金を持っている場合、最も大きなリスクは売掛先の会社の倒産リスクです。
売掛先会社が倒産した場合、売掛金が回収できなくなってしまうからです。
しかし、ファクタリング会社に売掛債権を譲渡すれば、倒産リスクもファクタリング会社が負うことになるため、自社は資金調達できる上に、売掛先会社の倒産リスクも免れられます。
建設業様のファクタリング活用事例
建設業がファクタリングを利用するメリットを紹介してきましたが、これから弊社の建設業様のファクタリング活用事例をご紹介します。
〇建設業(大阪府大阪市/年商3億3千万/1千万円の資金調達に成功)の事例
こちらの企業様は太陽光パネルを設置する事業をおこなっております。
現在では太陽光発電の売電価格が下がり、個人宅の太陽光発電システムの導入は下火になってしまい資金繰りに問題が発生し始めました。
ある程度、目処が付いてきたところなのですが、大規模な太陽光パネルの設置の仕事が入ってきました。かなりのコストが発生することが分かり、弊社の2社間ファクタリングをご活用頂きました。
2社間取引は3社間取引と比較して手数料が高いのが難点ですが、今回のケースでは手数料率7%となりました。
ファクタリングで調達した1,000万円で早速、大規模な工事に対応するために立替払いなどの支払を済ませ、大規模な工事にも対応でき、大きな利益を上げることに成功しました。
今回の事例の詳細は「ご活用事例」をご覧ください。
また、弊社では様々な業種のお客様からのお声を頂いておりますので併せてご覧ください。
まとめ
この記事では、建設業がファクタリングを利用するメリットを解説するとともに、建設業のファクタリング活用事例についても紹介してきました。
ファクタリングには多くのメリットがあることから、建設業ではファクタリングの利用が急速に広がっています。
しかし、ファクタリング会社の中には、高すぎる手数料を請求したり、融資を持ちかけてきたりする悪徳業者も存在します。
そのため、この記事で解説したメリットとともに、ファクタリング会社選びも重要になってきます。
この記事が、ファクタリングを利用する際に、手数料を安く抑えるための参考になれば幸いです。
建設業界のファクタリングのご相談は株式会社ZIST(ジスト)へご依頼ください。