COLUMN

コラム

東京タワー

ファクタリングとは?初心者でもわかる仕組み・流れ・メリット・デメリットをやさしく解説

ファクタリング

「ファクタリング」という言葉を初めて聞いた方の中には、「なんとなく怪しそう」「聞いたことはあるけど、正直よくわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

確かに、銀行の融資に比べるとファクタリングはまだ一般的な知名度が低く、仕組みがよく知られていません。
しかし、実際には多くの中小企業や個人事業主が資金調達の手段として活用しており、正しく使えば非常に有効な方法です。

この記事では、ファクタリングの基本的な仕組みや利用の流れ、メリット・デメリットについて初心者の方向けにわかりやすく解説していきます。

 

 

 

ファクタリングとは?

お金
ファクタリングとは、企業が保有する「売掛債権(まだ支払われていない売上)」をファクタリング会社に売却し、期日前に現金化する仕組みです。
売掛債権とは、商品やサービスを提供した相手に対して「〇月〇日に代金を支払ってもらう」という約束のある未回収の代金のことです。

たとえば、100万円分の売上があっても、入金が2ヶ月先という場合があります。
その2ヶ月を待たず、今すぐ現金が必要な場合、ファクタリング会社にこの債権を売ることで即座に資金を手に入れることができます。

このように、売掛債権があれば、融資のような手続きや担保も不要で資金調達が可能になるのが、ファクタリングの大きな特徴です。

また、融資と異なり「借金」にはならないため、信用情報にも影響しない点がメリットとされています。

 

 

 

ファクタリングの主な種類

携帯を見る女性
ファクタリングには、大きく分けて以下の2つの種類があります。

2者間ファクタリング:利用者(売掛債権の保有者)とファクタリング会社の2者で契約を行う

3者間ファクタリング:利用者・ファクタリング会社に加え、売掛先企業も契約に参加する

以下の表で両者の違いを簡単に比較してみましょう。

 

特徴 2者間ファクタリング 3者間ファクタリング
契約に関わる当事者 利用者・ファクタリング会社 利用者・ファクタリング会社・売掛先
手数料 高め(10~30%) 低め(1~9%)
売掛先への通知 不要 必要
資金調達までのスピード 最短即日 数日~1週間
売掛金の入金先 一度利用者が受け取り、返済 ファクタリング会社が直接回収

 

2者間ファクタリングは、売掛先に知られずに資金調達できるのが特徴ですが、リスクが高くなるため手数料が高く設定されがちです。
一方、3者間ファクタリングでは売掛先の承諾が必要となる分、透明性が高く、手数料も抑えられる傾向にあります。

 

 

 

ファクタリングの利用の流れ

流れ
ファクタリングを実際に利用する際の一般的な流れは以下の通りです。

 

●ファクタリング会社に相談・申込
 まずはファクタリング会社に連絡し、無料相談や見積もりを受けます。多くの会社はオンラインや電話での相談に対応しています。

 

●必要書類の提出と審査
 会社概要、売掛債権に関する資料(請求書・契約書など)、決算書などの書類を提出し、審査が行われます。主に審査対象となるのは売掛先の信用力です。

 

●契約締結
 審査に通過すると、契約書が交わされます。

 

●資金の入金
 契約締結後、早ければ即日で指定口座に資金が入金されます。

 

●売掛金の回収と支払い
 (2者間ファクタリングの場合)売掛先から売掛金が入金された後、それをファクタリング会社に支払います。
 (3者間ファクタリングの場合)売掛金は直接ファクタリング会社へ支払われます。

 

 

 

ファクタリングを利用するメリット

メリット
ファクタリングの主なメリットには、以下の点が挙げられます。

 

●資金調達が迅速
銀行融資では審査や手続きに数週間かかるのが一般的ですが、ファクタリングでは即日?数日で資金が手元に届くことも可能です。

 

●担保・保証人が不要
ファクタリングは債権の売却なので、担保や保証人を用意する必要はありません。

 

●審査対象は売掛先
自社の信用力ではなく、売掛先の信用力が審査の対象となるため、赤字企業や創業間もない企業でも利用しやすいのが特徴です。

 

●信用情報に影響しない
借入とは異なり、信用情報(いわゆるブラックリスト)に記録されることはありません。

 

 

 

ファクタリングのデメリットと注意点

デメリット
一方、ファクタリングには注意点も存在します。

●手数料が高め
特に2者間ファクタリングでは手数料が10~30%になることもあります。
資金繰り改善のために利用したはずが、かえって経営を圧迫する可能性もあるため、繰り返しの利用には注意が必要です。

 

●調達額の上限がある
売掛債権の金額以上の資金は調達できません。また、手数料が引かれた金額が実際の受取額になる点も理解しておく必要があります。

 

●悪質業者に注意
中には、ヤミ金融がファクタリング会社を装って営業しているケースも報告されています。
契約内容が不透明だったり、異常に高い手数料を提示されたりした場合は注意が必要です。
金銭消費貸借契約を迫ってくる業者は危険ですので、絶対に契約しないようにしましょう。

 

 

 

まとめ

まとめ
この記事では、ファクタリングの基本から仕組み、流れ、メリット・デメリットまでを初心者の方に向けてわかりやすく解説しました。

ファクタリングは、売掛債権を活用してスピーディに資金調達できる仕組みであり、特に中小企業や個人事業主にとって大きな助けとなることがあります。
うまく活用すれば、資金繰りの改善に大きく寄与するでしょう。

ただし、手数料や業者選びには注意が必要です。利用前には複数社から見積もりを取り、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

もし「すぐに資金が必要」「銀行融資に通らない」といった悩みを抱えている場合は、信頼と実績のあるファクタリング会社、株式会社ZIST(ジスト)へお気軽にご相談ください。
丁寧なサポートで、あなたの事業を支えます。

 

CONTACT

0120-322-200

[通話料無料]
受付時間 平日10:00〜18:00(土日祝休)

03-6416-4361

24時間 365日受け付けております。

メールでお問い合わせはこちら 

24時間 365日受け付けております