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リバースファクタリングとは?違いやメリット・デメリットを徹底解説

ファクタリング

リバースファクタリングをご存じでしょうか。
ファクタリングは、中小企業や個人事業主の資金調達方法として浸透してきましたが、リバースファクタリングについては、知らない人が多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではリバースファクタリングについて、ファクタリングとの違いを解説するとともにメリット・デメリットを徹底解説します。

監修者情報
監修者情報 監修者情報株式会社ZIST(ジスト) 
代表取締役 岡田 裕一
【保有資格】
企業経営アドバイザー、日商簿記3級
【経歴】
約 20年間にわたり、金融 経済業界内において約500社以上の中小企業の経営者様と、未来の経営についてのご相談を受け、共に発展と向上の為に尽力。2020年〜現在 株式会社ZIST(ジスト)代表。

リバースファクタリングとは

リバースファクタリングとは、発注会社がファクタリング会社に依頼して、外注先会社に対する買掛金の支払いを立て替えてもらうサービスです。
その結果、支払いサイトを先延ばしすることができます。
ここでいう「支払いサイト」とは、モノやサービスの取引期限から支払い期日までの期間のことを言います。
リバースファクタリングを利用して、支払いサイトを先延ばしすることによって、発注会社の資金繰りが改善されるというメリットがあります。
一方で、外注先会社(買掛先)も売掛金の支払いが早くなることがあるため、発注会社だけでなく、外注先会社の資金繰りも改善されるというメリットがあります。
リバースファクタリングの流れは、次のようになります。

リバースファクタリングの流れ

  1. 外注先会社(買掛先)がモノやサービスを発注会社に納品
  2. 外注先会社(買掛先)が発注会社に請求書を送付
  3. 発注会社がファクタリング会社に、買掛金の立替え(リバースファクタリング)を依頼
  4. ファクタリング会社が発注会社を審査し、契約を締結
  5. ファクタリング会社が外注先会社に買掛金を立て替えて、支払う
  6. 発注会社がファクタリング会社に、立て替えてもらった買掛金を支払う

リバースファクタリングとファクタリングの違い

リバースファクタリングとファクタリングには、いくつかの違いがあります。
その違いのポイントは、「リバース」にあります。
「リバース」とは、「逆にする」ことを意味しますので、リバースファクタリングとは、ファクタリングの逆のことです。
ファクタリングが売掛債権(売掛金)を持っている外注先会社がファクタリング会社を利用するのに対し、リバースファクタリングは買掛債務(買掛金)を持っている発注会社がファクタリング会社を利用するという違いがあります。

つまり、リバースファクタリングとは、ファクタリングにおける外注先会社と売掛先会社を入れ替えたファクタリングと言うことができます。
ここでいう発注会社とは、ファクタリングにおける売掛先会社のことです。
ファクタリングとリバースファクタリングの違いを表にまとめると、次のようになります。

リバースファクタリングとファクタリングの違い

ファクタリングリバースファクタリング
ファクタリング利用者外注先会社発注会社
対象債権・対象債務売掛債権(売掛金)買掛債務(買掛金)
契約形態債権譲渡立て替え払い
手数料負担外注先会社(買掛先)外注先会社(買掛先)
審査対象売掛先会社(発注会社)発注会社
ファクタリングの種類2・3者間3者間のみ

ファクタリングと同様、リバースファクタリングを利用する際も手数料が必要になります。
リバースファクタリングの手数料は、ファクタリング会社を利用する発注会社ではなく、ファクタリングと同じく外注先会社が負担するため、要注意です。
審査対象については、ファクタリングが売掛先会社であるのに対し、リバースファクタリングは発注会社になります。
なぜなら、両社ともファクタリング会社に対して、売掛金や買掛金を支払う役割を担っているため、支払能力を審査されるからです。

ファクタリングには、2者間・3者間ファクタリングの2種類がありますが、ファクタリングの場合は、どちらも利用できます。
一方、リバースファクタリングは、3者間ファクタリングのみ利用可能です。
リバースファクタリングの場合は、買掛先が必ず関与する必要があるからです。

リバースファクタリングのメリット

リバースファクタリングのメリットとして、次の4つが挙げられます。

<発注会社>

  • 支払いサイトを先延ばしできるため、資金繰りが改善する
  • 支払い先の一本化によりコストを削減できる
  • 優良な外注先会社と取引できる


<外注先会社(買掛先)>

  • 早めに売掛金が回収できるため、資金繰りが改善する


<発注会社>

1. 支払いサイトを先延ばしできるため、資金繰りが改善する

リバースファクタリングの発注会社のメリットとして、支払いサイトを先延ばしできるため、資金繰りが改善することが挙げられます。
なぜなら、ファクタリング会社が買掛金を立て替えてくれるからです。
その結果、支払いサイトが先延ばしでき、発注会社の手元に資金が残るため、資金繰りが改善されるのです。

2. 支払い先の一本化によりコストを削減できる

リバースファクタリングの発注会社の2つ目のメリットとして、支払い先の一本化によりコストを削減できることが挙げられます。
外注先会社が複数ある場合に、すべての買掛金の支払いをファクタリング会社に一本化できれば、人件費や振込手数料などのコストを削減できるからです。

3.優良な外注先会社と取引できる

リバースファクタリングの発注会社の3つ目のメリットとして、優良な外注先会社と取引できることが挙げられます。
買掛金をファクタリング会社に立て替えてもらうことによって、外注先会社にはすぐに買掛金が振り込まれます。
すると、外注先会社の資金繰りは改善するため、優良な外注先会社が集まってくるのです。
その結果、優良な外注先会社と取引できることになります。

<外注先会社(買掛先)>

4. 早めに売掛金が回収できるため、資金繰りが改善する

リバースファクタリングの外注先会社(買掛先)のメリットとして、早めに売掛金が回収できるため、資金繰りが改善することが挙げられます。
外注先会社としてはできるだけ早く売掛金を回収しないと、資金繰りが悪化するおそれがあります。
早めに売掛金を回収できれば、手元に資金が残るため、資金繰りを改善することができます。

リバースファクタリングのデメリット

リバースファクタリングのデメリットとして、次の3つを挙げることができます。

<発注会社>

  • 電子記録債権(でんさい)を導入する必要がある
  • 取り扱っているファクタリング会社が少ない


<外注先会社(買掛先)>

  • 手数料がかかる

<発注会社>

1. 電子記録債権(でんさい)を導入する必要がある

リバースファクタリングの1つ目のデメリットとして、電子記録債権(でんさい)を導入する必要があることが挙げられます。
というのは、リバースファクタリングを利用するには、電子記録債権(でんさい)を導入する必要がありますが、導入している会社の割合は、わずか12%程度に留まっているからです。
電子記録債権(でんさい)とは、株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称:でんさいネット)が提供しているサービスで、手形・振込に代わる新たな決算手段として誕生した金銭債権のことです。

詳細は、公式サイト(https://www.densai.net/about/)をご覧ください。

2. 取り扱っているファクタリング会社が少ない

リバースファクタリングを取り扱っているファクタリング会社が少ないことも、リバースファクタリングのデメリットの1つです。
ほとんどのファクタリング会社では、買取ファクタリングを扱っていますが、リバースファクタリングを扱っているファクタリング会社は少ないのが現状です。

<外注先会社(買掛先)>

3. 手数料がかかる

リバースファクタリングを利用する場合、ファクタリングと同じく手数料がかかります。
手数料を負担するのは、ファクタリングを利用する発注会社ではなく、外注先会社(買掛先)ですので、注意が必要です。
ただし、リバースファクタリングは、3社間ファクタリングのみなので、2社間ファクタリングよりは手数料は少なくなっています。

まとめ

この記事では、リバースファクタリングについて、ファクタリングとの違いを解説するとともにメリット・デメリットを徹底解説しました。
リバースファクタリングは、発注会社がファクタリング会社に依頼して、外注先会社に対する買掛金の支払いを立て替えてもらうサービスです。
支払いサイトを先延ばしにすることにより、発注会社の資金繰りが改善されるだけでなく、外注先会社の資金繰りも改善するというメリットがあるので、Win-Winの関係です。
即日の資金調達でお困りの方は株式会社ZIST(ジスト)へご相談ください。

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